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DiProWIN

ソディックだから出来た、使いやすさ抜群のCAD-CAMシステム

主な特長

動作環境
CAD-CAMシステムのコストパフォーマンスはプラットフォームで決まります。
DiProWINはその高性能をPC(*)に搭載。
オフィス環境のダウンサイジングに貢献します。
*プラットフォーム:DOS/V互換機、
オペレーティングシステム:Windows10 (32bit版/64bit版)、Windows11
サポート体制
導入後の早期立ち上げをバックアップするために、専用のヘルプデスクを設置しております。 専門のスタッフがお客様のお問合わせに、ていねいに対応します。
モジュール構成
どのようなシステムをお探しですか?
  • 部品加工向け [CAD基本モジュール]+[ワイヤCAM]+[マシニングCAM]
  • 金型製作向け [CAD基本モジュール]+[UNIT]+[パラメトリック]+[任意のモジュール]
  • 放電システム向け [CAD基本モジュール]+[放電CAM]

ダイプロはお客様のご要望に応じて、モジュールを自由にお選びいただけます。
もちろん、各モジュールはご購入後の後付けも可能です。

CAD機能

CAD基本機能

CAD基本機能
ダイプロのCADは、必要最小限の操作でありながら、シーンに応じて幾重にも応用可能な奥行を合せ持つ、まさに金型設計のためのCADです。

● 図面を拡大表示した画面上で「迷子」になりません。
編集画面に表示されている範囲を常に確認でき、ここで拡大範囲を指定することも可能です。

図面を拡大表示した画面上で「迷子」になりません。

● パーツ機能
ストリップレイアウト図上のひとつの展開図をパーツ登録しておけば、ひとつの展開図変更で他のステージの展開図が連動変更できます。
この時、各展開図の依存関係は同等であるため、親図と子図といった複雑な関係を意識する必要がありません。

パーツ機能

● ピクチャー機能
ひとつの図面ファイル上に複数のピクチャーを作成できます。
組図、ストリップレイアウト図などの一元管理に効果的です。
ピクチャーごとに255個のレイヤーを持ち、ピクチャー間で図形のコピーと貼り付けが可能です。
パーツの形状変更は、別のピクチャー上にある展開図にも連動します。

ピクチャー機能

● 任意の範囲を指定して、詳細部分の拡大図を貼り付けられます
もちろん、拡大後の縮尺は保持されます。

任意の範囲を指定して、詳細部分の拡大図を貼り付けられます

● 下書きと実線作図のナビゲーション機能
下書ナビゲーション機能では、下書要素を線や円に切り替えて、直感的な作図が可能です。
同様に、線・円弧・円を作成する実線作図ナビゲーション機能も搭載しました。

下書きと実線作図のナビゲーション機能

● 寸法線スマート配置
カーソルを移動して、水平・鉛直・平行の中から寸法記入方向を選択できます。
要素端点のない任意点間に寸法線を配置できます。

寸法線スマート配置

● テキスト作成環境の機能拡張
定型文や特殊文字を使用したテキストを簡単に配置できます。
また、裏文字を配置することもできます。

テキスト作成環境の機能拡張

● レイヤー管理が簡単です
レイヤー一覧(下図)で図形全体の登録状態を視覚的に把握できます。また、ひとつの図形を複数のレイヤーに登録できますので、加工の工程や目的のために同じ図形を複製する必要がありません。

レイヤー管理が簡単です

● 複数図形の重なった部分を取り出せます。操作はコマンドひとつです。

複数図形の重なった部分を取り出せます。操作はコマンドひとつです。

● メニューカスタマイズ
スクリーンメニューはユーザーの用途に応じてレイアウトの変更、項目の追加が自由に行えます。

● 加工情報集計マクロ
プレートごとの加工情報を一覧表にできます。(図1)

● 自動寸法マクロ
展開後の各プレートに対し自動的に寸法を配置します。(図2)

● 接続線マクロ
他のCADシステムから出力された精度の低いDXFデータなども作図に活かせます。端点が接していない要素をあらかじめ設定した許容値の範囲内で自動的に探索し、連続して接続します。

● 表題欄
オリジナルの表題欄を登録、貼り付けできます。必要に応じて作者名の追加も可能です。(図3)

● 関数図形マクロ
ユーザーの定義した関数をもとに、特殊な図形を生成します。(図4はロータリーコンプレッサー)

(図1)加工情報集計マクロ(図2)自動寸法マクロ(図3)表題欄(図4)関数図形マクロ(ロータリーコンプレッサー)

プレス金型設計支援

金型設計に求められる細かな配慮を支援する機能を豊富に揃えています。ユーザーの経験則をしっかりサポートできるシステムです。

● 曲げ係数を指定することで、製品の断面形状から中立面を計算し、展開後の断面形状を作成します。

曲げ係数を指定することで、製品の断面形状から中立面を計算し、展開後の断面形状を作成します。

● 曲げの工程を視覚的に確認できます。
展開形状をもとに、工程ごとの曲げ角度を指定し、各工程に沿ってシミュレーションを行います。

曲げの工程を視覚的に確認できます。

● 最適な歩留まり率を得られます。
歩留り率は、送りさん・ふちさん・材幅などのユーザーが必要とするあらゆる条件から算出できます。もちろん、自由な位置での配置も、シミュレーションしながら決定できます。

最適な歩留まり率を得られます。

● 設定した送りピッチで切刃を任意のステージに配置できます。

設定した送りピッチで切刃を任意のステージに配置できます。

● スケルトン図

スケルトン図

パラメトリック、歯車、カム曲線

● 寸法値の入力だけで金型の部品形状を作図できます。
パラメトリック機能で、金型に不可欠なボルトなどの金型部品の形状を、最小限の寸法値入力だけで表示できます。メーカー標準パーツはもちろん、ユーザー独自の形状も登録できます。

<サポートしている金型部品>
■プレス金型
 (株)ミスミ、(株)サンセイ
■モールド金型
 双葉電子工業(株)、(株)ミスミ、パンチ工業(株)、チャンピオン工業(株)
 池上金型工業(株)、日本金型工業(株)

寸法値の入力だけで金型の部品形状を作図できます。

● 最小限の入力だけで歯車形状を作図できます。
全歯形状、部分歯形状のどちらにも対応しています。
転位係数を求める方法は以下から選べます。

・またぎ歯数、またぎ歯厚
・オーバーピン直径、オーバーピン寸法(外歯)
・ビィトウィンピン直径、
・ビィトウィンピン寸法(内歯)
・円弧歯厚

切り下げが発生した場合の歯元トロコイドにも対応しています。

最小限の入力だけで歯車形状を作図できます。

● 歯面の微妙な補正が可能です。
特殊インボリュート歯車機能は成形時の収縮など、標準歯形では対応できない歯面の微妙なカーブの補正に対応しています。同じ歯車の中で、転位量の違いや欠け歯の混在などの作図も可能です。

歯面の微妙な補正が可能です。

● カム曲線の種類は以下から選べます。
等加速度/変型等加速度/単弦/台形速度/変型台形速度/サイクロイド(ベステホルン)/変形正弦

● 角度、ローラ径、カム曲線の種類から、タイミング図やカムローラの中心軌跡を作図できます。

カム曲線の種類は以下から選べます。

金型構造設計支援

ダイプロが誇るノウハウの集大成。 自動化された手順とユーザーの個別設定が絶妙なバランスで融合します。

● 設計のリードタイムを大幅に短縮します。
豊富なパラメータでプレート、部品穴、部品に至る金型構造のすべてを蓄積し、再利用することで設計の標準化、時間短縮、ひいては設計・製造の各現場の意思の疎通にも貢献します。

設計のリードタイムを大幅に短縮します。

● 金型の製造の登録は簡単なパラメータ定義です。
メーカー標準部品はもちろん、ユーザー独自の構造にも簡単に対応できます。

金型の製造の登録は簡単なパラメータ定義です。

● 部品穴タイプごとに情報を登録できます。
加工方法・径・深さなど、穴加工に必要な様々な情報も簡単なパラメータ入力で定義できます。

部品穴タイプごとに情報を登録できます。

● 代表的なメーカーのモールドベースは型番入力だけで配置できます。
双葉電子工業(株)、日本金型材(株)に対応しています。

代表的なメーカーのモールドベースは型番入力だけで配置できます。

● 金型のプレートのパーツ穴と部品図の連動
パーツ穴やパンチシャンクなどを設計する時に、穴と同時に部品図を配置します。
更に、穴寸法や刃先形状を変更する時には、部品図と穴の連動修正が可能です。

金型のプレートのパーツ穴と部品図の連動


● クリアランスも落とし穴も図形クリックで自動作図できます。
部品穴ごとの面倒な手編集は必要ありません。

クリアランスも落とし穴も図形クリックで自動作図できます。

● 水管が正しく配置されているかチェックできます。
すべてのプレートをチェックし、もし他の部品穴などに水管が干渉している箇所があれば、該当プレートが表示されます。

水管が正しく配置されているかチェックできます。

● 穴位置自動追従 プレートと部品穴の位置関係を保持しているので、プレートサイズを変更しても、部品穴は適切な位置に再配置されます。
寸法変更による再生成の手間がかかりません。

● ザグリ深さ自動追従 プレートサイズには幅、高さだけではなく、厚みも含まれます。貫通穴に限らず、上面を基準とする深さ指定や、ザグリの残し量指定にも対応しているので、プレートの厚さを変更しても、部品穴は適切な位置に再配置されます。

● 入れ子分割対応 金型設計の変更により入れ子が生じても柔軟に対応できます。
入れ子穴の確保はもちろん、別プレートとなる入れ子そのものの図形/情報を再生成することなく、他のプレートと同じように扱えます。

● 部品表出力 管理の上で大切な帳票類も自動作成されますので、発注・手配ミスを予防できます。

● プレートごとの展開 プレート構造から、各プレートごとの加工形状へ展開できます。加工情報はプレートごとに保持されますので、あとはCAMでNCプログラムを出力するだけです。

プレートごとの展開
プレートごとの展開

CAM機能

ワイヤCAM

ソディックのワイヤ放電加工のノウハウをふんだんに盛り込んだ加工現場尊重型システムです。複雑な形状でも最小限の操作でNCプログラムを作成できます。

● 豊富な加工パターンがあります。しかも、自由に組み合わせることができます。
コアレス加工
上下異形状加工
テーパ加工(全体/部分)
ダイ/パンチ/オープン加工
豊富な加工パターンを、加工工程に応じて自由に組み合わせることができます。

豊富な加工パターンがあります。しかも、自由に組み合わせることができます。

● ダイプロのコアレス加工は取り残しません。
ミーリングのポケット加工のように渦巻き状に加工することで、中子を残さない加工ができます。また、DiProWINのコアレス加工は、独自のコーナー処理で取り残しをなくします。

ダイプロのコアレス加工は取り残しません。

● コーナ逃げに対応したパス形状を1stと仕上げで別々に作成できます。

コーナ逃げに対応したパス形状を1stと仕上げで別々に作成できます。

● あらゆる場面に応じてアプローチを選べます。
加工効率を左右するアプローチも豊富なタイプを用意しています。
(図左から直線、円弧1、円弧2、端点、特殊、ヘソ逃げ。)

あらゆる場面に応じてアプローチを選べます。
あらゆる場面に応じてアプローチを選べます。

● 工程管理をスムーズにします。
詳細な工程から、工程管理に必要な加工の周長、加工の累積時間などを算出して提供します。

● NCコードレベルの手編集は一切必要ありません。
柔軟なポストプロセッサが、各種ワイヤ加工機に対応したNCプログラムを出力します。

● 加工手法の標準化を推進します。
加工定義、加工工程、機械情報、加工条件の豊富なパラメータがユーザーのノウハウを隅々まで蓄積し、加工手法の標準化に貢献します。

● テーパの干渉は自動チェックです。
視覚的に判断しづらいテーパの干渉を確実にチェックできます。

テーパの干渉は自動チェックです。

● リアルにワイヤ軌跡の確認ができます。
平面イメージだけではつかみにくいワイヤの傾斜状態など、投影表示で立体的に確認できます。
(図はスクリューの上下異形状加工。)

リアルにワイヤ軌跡の確認ができます。

● 適切な加工条件は自動選択です。
加工条件は最小限の入力で最適なものが自動選択されます。また、これらの加工条件はユーザが追加/編集することもできます。

適切な加工条件は自動選択です。

マシニングCAM

形状加工に威力を発揮。2次元システムでもここまでできます。

● 工具の有効長をチェックするだけではありません。
使用する工具の有効長をチェックするだけでなく、有効長が足りない場合の対処法まで指示できます。

工具の有効長をチェックするだけではありません。

● 段差加工の無駄を省けます。
段差の深さを指定することで、その段差内でのエアカットなどのムダを省略できます。

段差加工の無駄を省けます。

● 工具の動きを省略できます。
特に、深さを含んだ工具軌跡を目で追いかけることは不可能です。NCプログラムの出力時に工具軌跡をシミュレーションし、追い込みの方向や、穴あけの順番にミスがないことを確認できます。

工具の動きを省略できます。

● 効率良く工具の交換設定を行います。
加工穴の数、切削の周長などから工具焼付きの時期を設定できます。また、設定された時期での代替工具の指定もできますので、効率の良い工具交換が行えるようになり、品質の安定につながります。

● プレートの表、裏を別々に作成する必要はありません。
ひとつのプレート図に対し、表裏それぞれの加工を見込んだ条件を設定できます。

● 焼き入れ収縮のために図面を描きなおす必要はありません。
焼き入れによる収縮を見込んだ穴位置で加工を行えます。

● 工程管理をスムーズにします。
詳細な工程から、工程管理に必要な情報として加工の時間などを算出し提供します。

● NCコードレベルの手編集は一切必要ありません。
柔軟なポストプロセッサが、各種マシニング(NCフライス)に対応したNCプログラムを出力します。

● 加工手法の標準化を推進します。
工具情報、切削条件、加工工程、機械情報、マガジン情報などの豊富な設定テーブルが、ユーザーのノウハウを隅々まで蓄積し、加工手法の標準化に貢献します。

工具の動きを省略できます。

● 領域加工で斜面加工が可能になりました。

領域加工で斜面加工が可能になりました。

● 切削手法を豊富にそろえています。
各種穴あけ機能:ドリル、リーマ、タップ、面取り、他
2次元ポケット加工:輪郭、領域、島残し、長溝、他
2.5次元加工(ワイヤフレーム):輪郭、領域、島残し、ポケット、スウィープ、リード、オフセット、回転断面、他

切削手法を豊富にそろえています。

放電CAM

電極作成から放電加工までをダイナミックに一元管理。リードタイム短縮への切り札です。

● 特別な前準備はいりません。
ワーク・電極の図面をそのまま流用します。
前準備をあえて挙げるなら、寸法など必要のない図形を削除することぐらいです。

特別な前準備はいりません。

● 測定点を簡単に決定できます。
測定点は電極形状から自動的に求めることができます。

測定点は電極形状から自動的に求めることができます。

● ワークのレイアウトから標準化できます。
豊富なパラメータによってユーザーのノウハウを隅々まで蓄積し、加工方法、加工条件の標準化に貢献します。

放電加工機の稼働率を飛躍的に向上させます。
ワークのレイアウトから標準化できます。

● 放電加工機の稼働率を飛躍的に向上させます。
ワーク位置決めから電極の芯出し、加工プログラムまで、すべてのNCプログラムをカバーしますので、加工機上での段取り時間を短縮でき、稼働時間の向上につながります。

● 波及効果があります。
ワーク位置決め、電極芯出しのCAM化により、放電加工機の段取り担当者の専門性をなくし、オペレータとしての育成期間を短縮します。さらに、放電加工自動化システムへの橋渡しも可能となります。

波及効果があります。

事例紹介

DiProWIN放電CAMの導入効果(事例紹介) 適用機種:ソディックA30R MK20 EROWA ATC 16本仕様

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DiProWIN放電CAMの導入効果(事例紹介)

DiProWIN導入による設計時間の短縮(事例紹介) ※プレス金型の場合

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DiProWIN導入による設計時間の短縮(事例紹介)

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