DiProWIN放電CAMの導入効果(事例紹介)
適用機種:ソディックA30R MK20 EROWA ATC 16本仕様
[1] セット時間の短縮~放電加工機上でのセット時間が大幅に短縮できます。 | |||
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導入前 | 導入後 | ||
放電加工機1台当たりのセット時間 | 146.5時間/月 | 91.2時間/月 | |
電極1本当たりのセット時間 | 0.99時間/本 | 0.35時間/本 | ELのドライラン、加工物の位置決め |
放電加工機1台当たりのセット工数 | 1工数/台 | 0.4工数/台 | ⇒0.2以下を目標 |
[2] 実稼動時間の向上~セット時間の短縮に伴い、実加工時間が飛躍的に向上します。 | |||
導入前 | 導入後 | ||
放電加工機1台当たりの実稼動時間 | 174.5時間/月 | 327.5時間/月 | 87%向上 |
放電加工機1台当たりの電極セット数 | 125~140本/月 | 230~250本/月 | 78%向上 |
[3] 加工条件の標準化~加工者の能力に頼ることなく、放電加工のシステムとして、 加工方法や加工条件など、きめ細かくデータベース化することで、標準化ができます。 |
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導入前 | 導入後 | ||
加工者により、加工時間・加工精度にバラツキが 大きい。(2~3倍の開きあり) |
加工時間・加工精度ともに一定となり、明確になる。 |
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加工条件の標準化は大雑把で粗い (8~10パターン程度) |
加工条件のパターンを際限なく登録できる。 |
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段取りセットの担当者は未経験者では不可能で、 最低でも2~3年の経験が必要。 |
セットさえできれば対応できる。 2~3ヶ月の経験で可能。 (ワイヤ担当者の教育期間に近似) |
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[4] 位置決めミスの解消~CADデータをそのまま流用するため、加工位置決めのミスが発生しません。 | |||
導入前 | 導入後 | ||
放電加工機1台当たり5~6件 (取り過ぎたもののみ) |
放電加工機1台当たり0件 (CADデータの入力ミスを除く) |