環境への取り組み
大気への排出に対する取り組み
気候変動対策に向けたCO2削減への取り組み
環境・エネルギーを中心とした社会課題に対する関心がグローバルで高まるなか、世界が一丸となり温暖化対策へ取り組むことを定めたパリ協定や、国連が掲げるSDGsに対する注目が高まっています。国内では省エネ法への対応が2030年までに求められており、ソディックでは自然エネルギーの活用にも注目しています。太陽光発電システムの導入のほか、クールビズ対応やテレビ会議システムの有効活用によるCO2削減の取り組みを推進しており、国内各拠点・海外子会社にテレビ会議システムを導入することで会議や打ち合わせ時の移動を抑制し、エネルギー消費の削減に努めています。
温室効果ガス※1の排出量データ(該当年の1月~12月までの算定値)
2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | |
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排出量(t-co2) | 21,855 | 19,932 | 23,304 | 21,920 | 18,635 |
原油換算値
2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | |
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排出量(kℓ) | 9,382 | 9,043 | 10,692 | 11,212 | 9,390 |
- Scope1,2
- 国内事業所:マーケット基準による/タイ工場:ロケーション基準による
太陽光発電の設置
当社は、国内外の事業所で太陽光発電設備を拡充しています。加賀事業所では2021年から設置を順次進め、すでに食品機械工場、マルチファクトリー、第8工場で稼働しており、2024年5月には食品機械新工場にも導入しました。これにより加賀事業所全体での太陽光発電による年間発電量は約2,500MWh(約700世帯分の年間消費電力量※1 )を達成し、年間の温室効果ガス削減量は約1,096トン※2 となっています。
- 一般家庭換算は1世帯当たり300kWh/月として算出
- 環境省が公表しているロケーション排出係数を元に算出

加賀事業所の全景
昼休憩における消灯の徹底
当社では、2015年より昼休憩1時間の工場及び事務所の照明OFF、PCモニターOFFを実施しています。全ての照明を消せない場合もあるため、照明スイッチの細分化を行い、必要な箇所のみ点灯できるようにして無駄な電力使用の削減を徹底しました。また、電力消費量が一目でわかるシステムを活用し、リアルタイムの電力消費量を見える化したことで取り組みの効果が確認できるようになり、節電活動が活発化しています。加賀事業所、福井事業所における電力削減効果は次の通りです。

昼休憩による電力削減効果
加賀事業所
福井事業所