- 担当している業務について教えてください。
- 設計をもとに組立てられた射出成形機が正確に作動するかをはじめ、納品先の周辺機器との連携、そして日本や中国など国によって定められた規格、会社ごとにことなる規格などに沿っているか、チェックリストを使いながら点検します。要求事項と異なる箇所があれば、前工程にさかのぼり原因を追求し、改善します。
精密な部品を生み出すマザーマシンは、
ここ加賀工場から世界へ。
設計が完成したら、部品を調達し、図面をもとに組立が行われます。
製品が完成すると、納品前の最終的な作動の点検作業へ。
射出成形機の点検作業である調整を行い6年目となる竹村さんからお話を伺いました。
ソディックの射出成形機は、射出(射出プランジャ)と可塑化(可塑化スクリュ)を独立させたV-ラインを採用しています。プラスチックに熱を加えて溶融する部分と、射出する部分が別であることで、安定した密度の計量が行われ、射出時の樹脂の逆流や圧力損失が予防されます。不良品は少なくなり、コスト削減にも貢献。ソディックでは竪型射出成形機、横型射出成形機をメインにお客様の目的に応じた製品をご提供しています。
やはり、品質第一です。お客様に満足していただく機械を作ることにこだわっています。ソディックで調整する製品は 標準機にそれぞれのお客様が指定する部品や最先端の部材を搭載することもあります。その際、予想しなかったようなイレギュラーなことが発生することがあります。そうした時に 技術系や前工程の人たちの協力をえながら短時間で見極めて解決していきます。
お客様からのご要望に対して、迅速に且つ確実にお答えすることが一番大切です。
組立や調整などの現場にいると、お客様の声が直接届くことはありません。ですが、機械のメンテナンスの為に10年くらい前に自分が組み立てを行った機械が工場へ戻ってきたときなど、お客様の生産に本当に貢献できたんだなと実感でき、嬉しいですね。また、同じお客様からリピートでご注文を頂いた時なども、前回のご注文に満足いただけたのかな、とやはりここでもやりがいを感じます。