
4月吉日 国際線受託荷物の制限ぎりぎりの箱詰めロードバイクで、入念なチェックをかいくぐり、メンバー5名でチェックイン、間髪入れずにラウンジで完走を祈願する。
今回利用したバイクポーターバッグは、プラスチック段ボール箱タイプで、日系航空会社の2011年からの国際線受託荷物基準にあわせた三辺の合計2030mmのもの。これに別注のナイロン製のカバーを施した。ネットで合計¥13,000程度で手に入る。
2013年6月からANAが定めるあらたなルールでも、スポーツ用品は無料手荷物許容量に含めて受託手荷物として預けることができる。

備えにも、こだわる
リタイアは許されない
200キロを超える走行プランでのトラブルに備えチューブやフロアポンプ、それにレスキューアイテムをバスに揃えておいた。このような事前の手配では、日常的に業務で連携しているソディックの台湾事務所のみなんさんにご協力いただきました。

雨にも負けず、空気抵抗No.1の風貌でも先頭をきり、
先導役を担ってくれた高悛鑑さん。
赤いラインがトラックです。
4月某日 大雨
走行距離82.5km
経過時間 7:22
花蓮でソディック製品を利用頂いている
SDIの陳さんと合流。
今回のコースは陳さん加わるチーム”蕃薯Y”の考案により、ナビゲーションをおねがいすることになった。彼らは、彰化から山を越え高度3,200mから断崖の太魯閣を通り抜けてきた屈強のサイクリスト達である。この日は、朝から大雨となり、みんなでホテルのシャンプーハットをかぶっての走行となった。
土砂降り泥だらけで冷えきったからだを温めながら、
名物料理にむしゃぶりつく。
花蓮では、油そばとワンタンミックスをいただきました。
偏るという字に食べるとかいて、ワンタンという意味だそうです。
大雨のなかの80キロを走り終え、到着したのは、紅葉温泉。無事に走り終え、天然温泉でひとっ風呂懐かしいたてもので飲む、笑う、踊る。
出発前は青空ばかり期待していたけれど、大雨を走り終えた後の乾杯は格別。いい人たちと出会い、いい旅をして、いい思い出をつくることができる、どこへでも行ける気がする一日をすごす。