世界見聞録ソディックインク テクニカルサポート 高橋GMインタビュー

テクニカルサポート 高橋GM テクニカルサポート
高橋GM インタビュー
国内外で豊富な経験を積んだ、
北米サポート部門の砦。
Interview インタビュアー 島村美樹:株式会社カリブー

日本らしいお客様への丁寧な対応で、
北米、中南米と広大なエリアをカバーするために。

高橋さんが担当しているテクニカルサポート部門の業務内容を
詳しく教えてください。

高橋秀樹GM マネージャーとして技術的なサポートをすることがメインの仕事です。ソディックインクのカリフォルニアとニュージャージーのテクニカルセンターに行き、現地のサービススタッフのトレーニングを行い、スキル向上をはかっています。アメリカ企業のお客様と直接やり取りすることは多くありませんが、現場スタッフがどうしても解決できない問題が起こった時に、相談が上がってきたりします。そのときは、できれば自身で解決し、そうでなければ日本と連絡をとり橋渡し的な役割りをしています。

ソディックインクではアフターサービスも重視しています。
心がけていることは?

ソディックのサービスの特長はやはりお客様への接し方だと思います。丁寧に接することでお客様はついてきてくれると実感していますし、これはアメリカでも同じだろうと考えています。こちらに来てもこの心構えは大切にしています。しっかりお客様をフォローして、今いるお客様を大切にすることを他のスタッフに伝えています。

これらの市場で販売台数を伸ばしたり、
多くの企業から信頼を得てきた理由はどこにありますか?

先ほどお話した、各テクニカルセンターでの教育もその一環ですが、“SLシリーズ”を売り出すときはブラジルのディーラーのリーダーがシカゴまでトレーニングに来て、勉強会を行ったりしましたし、カナダでもこの勉強会を行いました。サービスの方でも、広大なエリアではありますが、ローカルのスタッフと連携をとりながら、技術的なフォローが必要であれば我々がシカゴから足を運んだりしながら、カバーすべく努めています。細かなフォローがお客様からのリピートにつながることが多いので、こうした責任は重要です。

アメリカでは特殊機のオーダーも多いと聞きますが。

アメリカは部品加工が多いのでこうした要望が多く、他のメーカーも特殊機には力を入れていますね。たとえば、航空機、医療業界では、既存のマシンに回転装置を追加で取り付けて、複雑な形状をつくれるようにすることが主流です。肝心な事は、いかにお客様の好みのものをつくれるかということ。部品もマシンも時代時代で異なるので、以前と同じようなご要望でも、毎回、新たなケースとして取り組みます。

万全な体制で営業の方も安心できそうですね。

高橋秀樹GM 営業からいろいろな相談が僕のところに来て、実現できるかどうか検討し、できれば受注につながります。ディーラーを挟まないからこそ、細かいご要望を聞くことができ、大変ではありますが対応しています。また、歴代のサポート部門が積み上げてきたものがリピートにつながっているわけですから、これは守り続けていかないといけないです。

今後の取り組みについて教えてください。

引き続き丁寧なサービスを提供すること。そして、アメリカ市場の要求として、製造ラインの自動化、無人化というのを耳にします。お客様の声を取り入れて、日本の本社にフィードバックして、こちらの市場についていくことを考えています。

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