メンテナンスコラム 2026.09.01

射出成形機のヒータ保温カバーによる電力削減のご提案

ソディック機を末永くお使いいただくために、我々サービス部門から予防保全やチョット便利な使い方を紹介していくメンテナンスコラム。
今回は、『射出成形機のヒータ保温カバーによる電力削減のご提案』をご紹介します。

射出成形機のヒータからの放熱は、電気代が無駄になるだけでなく、作業者の安全性を損なうリスクもあります。
今回ご紹介するヒータ保温カバーは、それらの課題を解決でき、導入も簡単というメリットの大きなオプションです!
ソディック機をご使用のお客様は、ぜひ最後までご覧ください。

射出成形機のヒータについて

射出成形機は、樹脂材料を溶融して金型に充填するという仕組みから、樹脂材料を溶かすためのヒータを備えています。

使用する樹脂材料にもよりますが、一般的な成形条件でも、ヒータの温度は200℃以上になりますので、ヒータ周辺の雰囲気温度は上昇し、それを冷却するための空調設備の電気代も余計にかかってしまいます。
また、ヒータ部分には金属製のカバーが設けられているとはいえ、成形中はヒータからカバーにも熱が伝わり、カバー自体も高温になりますので、作業安全性の面で見ても課題があると言えます。

ヒータ保温カバーのご提案

そこで今回の記事でご紹介するのがヒータ保温カバーの導入です。

ヒータ保温カバーは、バンドヒータの外側を覆う断熱カバーで、下図のように取り付けることで、ヒータからの余計な放熱や、逆にヒータに当たる冷風なども防いでくれます。

むき出しのバンドヒータ
バンドヒータを包むヒータ保温カバー

ヒータ保温カバーの効果

このヒータ保温カバーを取り付けることで、ヒータの放熱を冷却するための空調の電気代を抑えられるだけでなく、ヒータ自体の電気代も削減することができます。

ソディックでは、このヒータ保温カバーの効果を検証実験行った、成形機の消費電力を約13%削減する効果が確認されました!(※ソディック調べ)

消費電力の削減は、地球環境への貢献にもつながり、サスティナブル社会を目指す取り組みの第一歩として、非常に導入しやすい点もヒータ保温カバーの魅力の1つです。

また、ヒータを断熱材で覆うことで、作業者が誤って高温部分に触れてしまうリスクも無くなり、成形現場の作業環境改善にも貢献します。

まとめ

今回は、工場全体の電力消費量削減案・作業環境改善案として、射出成形機のヒータ保温カバーをご提案いたしましたが、いかがでしたでしょうか?
もしご興味がございましたら、以下のフォームからお問い合わせいただけます(※ソディック製射出成形機のオプションです)。

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