はじめまして、シエタスメンバーの山さんです。
初めてのブログですので、緊張気味です。
お客様に興味を持ってもらう様にお役立ち情報をお客様目線で発信しますので最後まで
見て行ってください!
わたしの仕事は射出成形機のIoT化や自動化に関わる業務を担当しています。
成形機や周辺設備から得られるデータを活用し、お客様の工場を「止まりにくく、不良を出しにくく、より効率的に運用できる」仕組みをつくることです。
具体的には、成形機の遠隔サービスや予兆保全、品質、生産管理システムの開発などに携わっています。
今回の記事のネタはIoTシステムよりちょっとばかり離れますが、
成形機画面の便利機能を2つご紹介したいと思います!
電卓機能
成形条件を出すとき、成形サンプル品の重量が分かっても成形機のプランジャ径に合わせて計量ストローク値を出すときって、計算が面倒くさいですよね。
そんな時に便利なツールがあります!
画面右下にアクセサリボタン群があります。下記の赤枠の電卓アイコンを押してみてください。



すると、ソディックオリジナルの電卓が表示されます。
calcボタンを押すと、便利計算項目が出現します!


ここでは実ストロークが簡単に割り出せるのです。
製品重量を入れて、使用樹脂の比重を入力しましょう。プランジャ径はその機械の仕様のものが
最初から自動でセットされていますので算出ボタンを押してください。


算出結果が11.94mmと出ましたので、この値を参考に計量値をセットしてください。


その他、射出ストロークを入力すると、射出容量が算出されたり、成形残数とサイクルタイムを入れるとおおよその生産完了時刻が出る項目もありますので、ぜひ、使ってみてください!


工程監視条件変更履歴機能
成形現場で働いていると、こんな場面に出くわしたことはありませんか?

現場の記憶やメモだけを頼りにするのは意外と大変です。ソディックの成形機に搭載されている「工程監視条件変更履歴」機能は、まさにこの悩みを解決してくれる、地味だけどありがたい機能です。次はこの機能を紹介します。
工程監視画面には、ショットごとのサイクル時間・計量時間・最小クッションなどのデータが一覧で流れています。この画面で成形条件に変更があったショットには、行の左側に小さなボタンがポッと出現します。

このボタンをタッチすると、どの項目が・どこから・どこへ変更されたのかが、その場でパッと表示されます。もう一度タッチすれば表示は消えるので、必要な時だけサッと確認できるシンプルな操作感です。
Xグラフと連動しているのが地味に便利!
工程監視データはグラフでも追えますが、ここにも条件変更のタイミングが縦のラインでちゃんと表示されます。

ラインの横には「1」〜「10」の番号が付いていて、これは変更履歴ボタンの番号と対応。つまり最新10件分の条件変更を、グラフ上から直接呼び出して内容を確認できるわけです。しかも横軸は「ショット」でも「時間」でも切り替え可能なので、
- 「何ショット目から傾向が変わった?」
- 「何時何分に条件を触った?」
どちらの視点でも振り返ることができます。
何が嬉しいのか?
一番のメリットは、品質の変化と条件変更の因果関係をその場で結びつけられることです。
たとえば最小クッションの値が急に跳ねているグラフを見つけたとき、そのすぐ横にあるラインをタップすれば「そうそう、このタイミングで射出位置を変えたんだった」とすぐに答えが出てきます。口頭伝達や紙の記録に頼らずに、機械自身が変更履歴を持っていてくれるので、引き継ぎのたびに「誰が何を変えたか分からない」というモヤモヤが減ります。
以上、現場であったらいいな!的な機能2点の紹介でした。今後もこのような便利な機能やシステムを発信していきますので、ぜひ、また見に来てください!