Stress Relief Technology
SRT工法
金属3DPで必ず直面する応力に対抗しうる
ソディックの「SRT工法」で安心・安全造形が実現
金属3Dプリンタの課題
金属3Dプリンタではレーザー照射熱によって金属粉末を溶融し・凝固させる工程を繰り返します。
粉末は融点で溶け、その後冷えることで固まりますが、
この冷える過程で温度差による熱収縮が引っ張り応力となり、造形物自身が反り上がってしまいます。

応力は層を積み上げるたびに蓄積され、最悪造形物にクラックが発生
造形自体が成立しない!

approach
SRT工法(Stress Relief Technology)のアプローチ
SRT工法はこの応力が増えすぎる前に定期的に開放してあげようというアプローチです。
造形に適した一定の間隔で、簡易的な熱処理を造形室内で実施することで組織的にも安定します。


SRT工法を採用すれば反りやクラックが抑えられ、
サイズの大小に関係なく安定した造形が可能となります。
また、OPMシリーズの切削機能と組み合わせることで
高精度な仕上げ加工が段取り替えすることなく、
機上でワンプロセスに実現できます。
High precision finish
SRT工法による高精度仕上げ
SRT工法による精度向上を検証し、検証モデルで各寸法精度を比較しました。

