


読了まで分
こんにちは、SurVibes(さぁ!バイブス)編集部です!
今回は射出成形機お悩み解決シリーズとして、『成形機シャットダウン時の正しい手順』を記事にまとめました!
生産設備の休転時など、射出成形機の電源をオフにすることがあると思いますが、その際、正しい手順があることをご存じですか?
これを知らずに電源を切ってしまうと、思わぬトラブルにつながりかねませんので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
成形機の電源を切る際の注意点
突然ですが、パソコンの電源をオフにする時に、いきなり電源を引っこ抜くという方はあまりいらっしゃらないかと思います。
実は成形機もそれと同じでして、トラブルを起こさないための正しいシャットダウン手順があります。
成形機の電源部は、一般的なパソコンやスマートフォンと同じように、様々なデータの自動保存を行っているため、データ保存中やファイル書き込み中に、メインブレーカを遮断してしまうと、データファイルを破損する恐れがあります。
そうすると、次に成形機を立ち上げる際に、「OSが起動しない」「保存していた成形条件が消失している」といったトラブルが発生することもあります。
成形機のシャットダウン機能について
射出成形機にはシャットダウン機能が備わっており、正しい手順で操作することで、安全な電源オフが可能です。
メインブレーカをOFFする前に、必ずシャットダウン機能を使用してください。
成形機の正しいシャットダウン手順
それでは、成形機の正しいシャットダウン方法を解説します。
ここからは、ソディック製の射出成形機を例にしておりますので、その他のメーカーの成形機をご利用の方は機械に付属の取扱説明書をご確認いただくか、メーカーへ直接お問い合わせください。
まず、成形機の操作電源をオフにします。

操作画面右下の電源ボタンをクリックします。

ポップアップ画面が表示されたら「はい(Y)」をクリックします。

操作画面が消灯したら、メインブレーカを完全にオフにします。
この手順を守ることで、成形機のシステムが正常に動作し、保存していた成形条件が消失することを防ぐことができます。
まとめ
今回は射出成形機の正しいシャットダウン手順についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
SurVibesではこの他にも射出成形機に関する記事を紹介しております。
ぜひ合わせてご欄ください。