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こんにちは、SurVibes(さぁバイブス)編集部です!
今回は、射出成形機のお悩み解決シリーズとして、『成形機の腐食摩耗を防ぐ!樹脂流路清掃のご案内』を記事にまとめました!
加熱シリンダ内に溶融された樹脂材料が長時間残ってしまうと、樹脂汚れや焼けとなってしまいます。
それが樹脂の流路内に蓄積していくと、成形品へのコンタミとなったり、流路の腐食摩耗の原因となることも...
樹脂流路清掃は、成形機をご使用の製造現場では重要なメンテナンスですので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
樹脂流路清掃の重要性
成形品に小さな黒点異物が混入している場合、樹脂材料の方に問題が無ければ、樹脂流路内の汚れが原因であると考えられます。
その場合、洗浄剤を用いたパージング作業を行うのが一般的かと思いますが、それでも改善しない場合には、通常の作業では取り切れない頑固な樹脂汚れが原因となっている可能性があります。
このような頑固な樹脂汚れは、成形品へのコンタミだけでなく、成形機内の腐食摩耗の原因にもなってしまい、腐食摩耗がひび割れまで進展してしまうと、その隙間に樹脂が入り込み、計量値エラーや圧力低下といった成形不良の原因になる場合もあります。


こういったコンタミや腐食摩耗を防ぐため、メーカーによる定期的な清掃作業の実施をおすすめいたします。

流路の清掃について
ソディックの射出成形機をご利用のお客様であれば、以下のフォームからご連絡いただければ、流路清掃を承ります(※)。
洗浄剤を用いたパージング作業を行っても、成形品へのコンタミが改善されないという場合には、お気軽にご連絡くださいませ。
『お問い合わせ内容』の項目に、ソディック製射出成形機の流路清掃をご希望の旨をご記載ください。
まとめ
今回は、成形品へのコンタミや、成形機の腐食摩耗を予防する樹脂材料の流路清掃についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
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