「つくる」とは

「つくる」という行為は、「新しいものを生み出す」ことや、「自分自身の手で形にしたいという欲求や情熱」です。この欲求や情熱は歴史的にも人類が発展する上で欠かせない要素とされてきました。

また「つくる」には、自己表現や自己実現のための手段としての側面があります。生み出したものには、自己アイデンティティや個性が宿り、それが自信や満足感につながります。また資源や素材を利用してつくりだした「モノ」を通じて、自分自身や仲間、社会全体を支えることができます。
このように「つくる」ことは、元来、人間が生きる上で欠かせない活動であり、喜びであり、本能的に求める行動です。

近年に入り、私たちは「つくる」を、大量生産を実現させる「消費を支える手段」として変化させました。人間の手作業は機械化、自動化へと置き換わり、より効率的に、短時間に、正確に、モノを生産することは、すでにデフォルトです。

これまでの「つくる」を、「新しい気づき」で乗り越えろ！

そして今。IoTや、人工知能、ブロックチェーン技術、Web3.0など新しいテクノロジーが、製造業界における「つくる」の概念を変えようとしています。単なる物質的な製品やサービスではなく、「より価値を持ったもの」を生み出すため、 デジタルとの融合など新しい次元の「つくる」が求められています。

「つくる」の本質的な側面は消えてしまうのだろうか…　製造業界に、私たちができることは何だろう…

今回のオウンドメディアの立ち上げにあたり、私たちはまずこの問いに向き合いました。
メンバーは若い20代、30代が中心のチームです。次世代を担う若いメンバーは、変わりゆく日本の製造業をどう捉えるのか。まさにこれが解となりました。

固定観念に縛られずに、多角的な角度で「つくる」を見つめてみる。そこから得られる「気づき」をみなさんと共有したい。

製造業の仲間と、「新しい気づき」で今を一緒に乗り越えていきたい！

そんな気持ちを「SurVibes さぁ！バイブス」に込めて、このメディアを育てていきたいと考えています。

SurVibes編集担当一同