ワイヤカットを効率化!次世代ワイヤ放電加工機の便利機能7選

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工作機械
公開日2026.07.01 更新日2026.07.01
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こんにちは、SurVibes(さぁ!バイブス)編集部です!
今回は、最新のソディック製ワイヤ放電加工機のNC装置に搭載された便利な機能を7つご紹介します。
いずれも現場の生産性を向上させる画期的な機能でありながら、加工プログラムの変更なしでご使用いただけます。
特にソディックの最新モデルをご使用されているお客様や、古い機種からの更新をご検討中の方はぜひ最後までご覧ください。

目次

①加工速度向上機能(INDS)

ソディック製ワイヤ放電加工機最新モデルのNC装置『SPW電源』には、さまざまな便利機能が搭載されていますが、中でもイチオシの機能が『加工速度向上機能(INDS)』です。

加工速度向上機能は、ワイヤ線の接触検知技術を応用したもので、加工中にワイヤ線にかかる負荷を検知し、ワイヤ線に負荷が無い場合、加工速度を調整する機能です。

従来であれば、加工速度は加工条件で設定した値を超えることはありませんが、この機能を有効化すると、無負荷状態では加工条件による設定値を超えた速度で進むようになり、加工時間が短縮されます。

さらに、負荷が無い場合は加工速度だけでなく、ワイヤ線の送り速度も自動で減速されるため、ワイヤ線消費量を抑えることができ、ランニングコスト削減にもつながります。

こちらの機能はNC装置の操作画面からボタン一つでON/OFFの切り替えが可能で、ご使用いただくにあたって加工プログラムの変更は不要です。

ソディックのワイヤカット最新機種(ALシリーズ)をご使用いただいているお客様は、こちらの機能がONになっているかどうか、ぜひ改めてご確認ください。

操作画面からON/OFFを切り替えることができます。

②タッチプローブ操作機能

SPW電源では、加工プログラムを変更することなくタッチプローブ(オプション)を導入いただける便利機能が搭載されています。
人手の段取り作業を自動化できるタッチプローブですが、従来は加工プログラムを変更する必要があり、導入のハードルとなっていました。
しかしSPW電源ではこれまでお使いいただいていた加工プログラムをそのままにタッチプローブを導入可能です!

詳しくは以下の記事でご紹介しておりますので、ぜひ併せてご覧ください。

③幅中心測定機能

SPW電源には、従来手動で行っていた位置決め作業を自動化する機能が備わっており、段取り工数を大幅に効率化することができます。

ワーク側面が加工基準である時、側面を測定し、ワーク幅中心とワーク幅を自動で計測することができます(プログラム変更不要)。

SPW電源の便利機能『幅中心測定:回り込みモード』
幅中心測定:回り込みモード

さらに、ワークが橋渡しになっていてワイヤ線が回り込めないという状況であっても、直進モードを用いることで測定可能です。

SPW電源の便利機能『幅中心測定:直進モード』
幅中心測定:直進モード

直進モードでは、一度ワイヤ線を断線し、ワークを跨ぐようにガイドを移動させた後に再結線することで幅を測定する機能です。
この断線・再結線の動作を含めてすべてコードレスで対応でき、プログラムを変更することなく段取り作業を自動化できます。

④加工調整機能【オフセット調整】

SPW電源にはテスト加工終了後、目標寸法と差異がある場合に、補正を行うための機能が備わっています。
従来であれば、NCプログラムを本番用に変更して調整する必要がありましたが、SPW電源ではNCの操作画面から本番加工の条件を簡単に調整することができます。

SPW電源の便利機能『加工調整機能【オフセット調整】』

また、プログラムを直接変更する従来の方法とは異なり、目標値との差(調整量)を入力するだけでよいため、ヒューマンエラーの抑制も期待できます。

調整量にはマイナスの値を入力することもできるため、柔軟な調整が可能です。

⑤加工調整機能【上下寸法差調整】

上述した形状寸法差の調整だけでなく、上下寸法差が生じた場合のテーパの調整も、プログラム変更なく対応可能です。

こちらについても測定結果を入力するだけ補正値が自動算出されるため、計算の手間やミスを削減できます。

SPW電源の便利機能『加工調整機能【上下寸法差調整】』

⑥追加工機能

SPW電源には、本番加工後に計測した寸法が目標精度に達していない場合、特定の加工条件を用いて追加工を行う機能も備わっています。

NC操作画面のダイアログボックスから特定の加工プログラムを呼び出すことができ、加工条件やオフセットを操作画面上で指定して実行できます。
従来はコードを追加するといったプログラムの変更が必要であった追加工を、NC操作画面から直感的に操作・実行でき、生産性向上や属人性緩和効果が期待されます。

SPW電源の便利機能『追加工機能』

⑦メンテナンス動画視聴機能

最後にご紹介するのは、お客様からもご好評いただいております『メンテナンス動画視聴機能』です。
SPW電源にはソディックが作成したメンテナンス手順解説動画が登録されており、NC操作画面上で確認しながら作業することができます。
メンテナンスに関して紙の作業手順書を別途用意する必要が無くなり新人オペレータの教育にかかるコストも削減できるため、ソディック製ワイヤ放電加工機最新モデルをお使いのお客様はぜひご活用ください。

SPW電源の便利機能『メンテナンス動画視聴機能』

まとめ

今回は、最新のソディック製ワイヤ放電加工機のNC装置に搭載された便利な機能を7つご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
いずれも加工プログラムを変更することなく使用可能ですので、SPW電源搭載機をお使いいただけているお客様はぜひ積極的にご活用ください!
「自社の現場でもすぐに使えるのか?」「他にも便利な機能はあるのか?」といったご質問がございましたら、ぜひお気軽に以下のボタンからお問い合わせください。

本記事でご紹介した内容は、SPW電源搭載の最新ソフトバージョンでの仕様です。

執筆者
 SurVibes編集部

SurVibes編集部

オウンドメディアの記事制作を担当しております。それぞれ違うバックグラウンドを持った20、30代メンバーを中心に制作。新しいことにチャレンジしながら、多くの先輩、関係者の皆様に支えてもらい毎日が勉強です!「つくる」にフォーカスした企画をいつも探しています。

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