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こんにちは、SurVibes(さぁ!バイブス)編集部です!
今回は、ソディックの金属3Dプリンタをご使用いただいているユーザー企業様を訪問し、モノづくりにかける想いや、弊社製品の具体的な活用事例についてインタビューを行いました。
金属3Dプリンタが、ブランドの企画・デザイン・価値創出をどのように変革していくのか──モノづくり企業の新たな挑戦に迫ります。
目次
ユーザー様のご紹介
今回お邪魔したのは、茨城県下妻市を拠点とするモノづくり企業、株式会社KOUMEI様です。

KOUMEI様は株式会社studio empathとのコラボレーション事業として、愛犬向けアイテムを中心としたライフスタイルブランド『furfolk(ファーフォーク)』を展開されています。
そのfurfolkの製品開発・製造に、ソディックの金属3Dプリンタ『OPM250L』をご活用いただけているというご縁から、今回はKOUMEI代表取締役の神郡社長とstudio empathの松本CEOのお二人にインタビューのお時間をいただきました。
お二人がモノづくりやブランドづくりにかける熱い想いを深掘っていきたいと思います!

furfolkのブランドヒストリー
早速ですが、まずは今回の取材のきっかけともなりました『furfolk』についてお伺いできますでしょうか。
実は、furfolkが誕生したきっかけはソディックの金属3Dプリンタなんですよ。
いったいどのような経緯だったのでしょうか?
そこで関心を持ったのが、3Dプリンタによる金属造形技術です。
「これは何か面白いことができるんじゃないか」という発想から、機械やメーカーについてリサーチを始めました。
本来やりたいことはfurfolkのような、既存事業の枠を越えた価値創出ではありますが、原点である成形事業の延長線上でも活用できる余地を残したいという考えもありました。
今では実際に金属3Dプリンタによる金型づくりにも取り組んでいます。
ただ、私は機械選びにおいては性能はもちろん、人の魅力も重要視していて、担当いただいたソディックの平間さんの人柄に惹かれたというのも少なからずあります。
機械は買って終わりではなく、サポート含めその後も長いお付き合いとなりますので、担当者が信頼できる方かどうかも重要ですよね。
今回は3Dプリンタによる新たな価値創出プロジェクトとして、愛犬向けブランドの立ち上げを企画提案いたしました。
そこで”いかに付加価値を生み出すか”が重要になってくるわけですが、ゼロベースでの付加価値創出という観点ではBtoBよりもBtoCの方が実現しやすいと考えました。
またBtoBの場合はどうしても大手が競合となるため、マーケティングコストの面で敵わないのではないかとも思っています。
そうして誕生したのが、金属3Dプリンタ製のフルオーダーメイドメモリアルポット『furpot(ファーポット)』です。




ここまでリアルだと、いつまでも生前の思い出が浮かんできそうです。
精密な造形を得意とするソディック製プリンタの強みが発揮されているように感じました。
この骨壺はどの部分までが造形で作られているのでしょうか?
ソディックの金属3Dプリンタは切削機能を搭載しているため、位置決め機能が備わっており、ズレのないハイブリッド造形を実現できる点も特長です。
ソディック機を有効活用いただけているようで大変うれしく思います。
造形の土台となるベースプレートを製品の一部として用いる造形手法(詳細は以下の記事で解説しています)
今では多様な愛犬向けアイテムが展開され、多くのお客様にさまざまな形で価値を感じていただけるブランドに成長しています。
お二人のお仕事・クライアントに対するポリシー
1つ気になったのですが、furfolkはKOUMEI様の新規事業アイデアとして企画提案されたものとのことでした。
ですが、現状の運営は共同事業という扱いなのでしょうか?
「ECサイトの運営・SNSの運営などノウハウが無いのでいっそstudio empathさんに任せたい」
と神郡社長からご要望を受けまして…
そこで「ハッ」とさせられたんですよね。
そこで、「提案したからにはしっかりと責任を持つぞ」という強い思いから、furfolkは運営母体をstudio empathとするKOUMEI様との共同事業としてスタートすることになりました。
仕事だけでなく、すべての根本にその想いがあって、そのための手段として射出成形やfurfolkといった事業があると考えています。
「人をよろこばせたい」という想いはクライアントに対してだけでなく、関わるすべての人に対して同じということなのでしょうか?
従業員全員が笑顔で働ける職場環境づくりを心掛けておられるのですね。
アイスウィークは従業員専用の冷凍庫に、スーパーで買ってきた大量のアイスを入れておいて、従業員が好きに食べてよいというものです。
イベントデーの午後には、普段交代制で回し続けている機械も一度すべて止めて、従業員全員で参加できるようにしています。
日々の業務ではなかなか関わることのない別の部署のメンバーとも、イベントをきっかけにコミュニケーションを取ってもらいたいと思っているからです。
お二人がモノづくりで重要視されていること
こちらの愛犬用おもちゃも人気がありそうですね。
目の部分がfurfolkのロゴマークになっているんですが、なんとも愛らしい表情で癒されます。

こちらの商品、実は動物の種類によって一つ一つ質感が異なるんです。
SurVibesはモノづくりをテーマにしたWebメディアでして、お二人のモノづくりにおけるこだわりや大切にしていることをお聞かせいただけますでしょうか?
ですが、そういった方からも助けを求められれば全力で助けますし、これまでもそうしてきました。
例えば納期についてですが、相手が困っていたら無理をしてでも間に合わせるというケースはよくあって、その根本にはお客様がよろこんでくれるならそれが一番だという気持ちがあります。
もちろん、双方が幸せな形で決着することを目指しての衝突ですが。
そんな風に考えられるようになった背景には何かきっかけがあったのでしょうか?
松本CEOはいかがでしょうか?
モノづくりの背景にある信念や、モノづくりの世界を選んだきっかけがあればぜひ教えてください。
「デザイナーってカッコイイからモテそうだ」と思ったのがきっかけでインダストリアルデザインを学べる大学に進学し、紆余曲折あって今に至ります。
しかしながらお話を伺っていると松本CEOも物凄くモノづくりがお好きな方なのかなとお見受けしまして、どのような経緯で情熱が生まれていったのでしょうか?
その研究室では自動車や車イスといった移動体のデザインをメインで行っていたこともあり、卒業後は自動車の設計開発を行う企業に就職しました。
ただ、仕事なので自分のやりたいことばかりさせてもらえるわけではなかったんですね…
なのでこのままじゃダメだと思って、本来の仕事とプラスアルファで毎週のように自動車の設計案を提案していましたね。
今思うと、こういった泥臭い経験がfurfolkに活かされているなと思います。
ラベルを一気にキレイに剥がすテクニックとか(笑)
大変さを知ったことで情熱が湧いてきたんです。
そこで、別の分野に挑戦してみようと思い、元々好きだった料理に関わることで世界を狙えないかなと考えました。
そのまま入社させていただいて、その時持ち込んだフライパンのアイデアをブラッシュアップしたものが商品になり、Red dot design Awardの最高賞に選んでいただけたという流れです。
そして話は元々の出発点だった”モテたい”という話に戻るんですが…
で、モテるためには一番偉くならないとダメだと思って、独立を考えるわけです。
デザイン事務所とかやりたいなーって。
そうしてstudio empathを立ち上げて、クライアント企業にモノづくりの事業提案を行う中で、神郡社長と出会い今に至ります。
だから「売らせるためにはどうすればよいか」を設計やそれ以前の企画のフェーズから真剣に考えますし、そのためのマーケット調査や数字の分析、ロジックの整理は非常に重要だと考えています。
だからこそ、論理性や数字を整理しつつも、何でもかんでもデータに当てはめようとする杓子定規な考え方には陥らないのかなと。
そういったマインドの共通部分があることも神郡社長と良いパートナー関係を結べている要因かもしれません。
最後に
今回は株式会社KOUMEI様にお邪魔して、貴重なお話をお聞かせいただけました。
そして最後に、3Dスキャナが搭載された3D Photo Studio BUSを見せていただきました!
可愛らしいワンちゃんのイラストがあしらわれていて、思わず目に留まってしまいますね。
こちらのバスでスキャンされた3Dデータを使って、さきほどのメモリアルポットが造形されるそうです。

今後もさまざまな領域で活用が期待されている金属3Dプリンタですが、神郡社長のお話にもあった通り、ソディックの製品は金型製造に強みを持った精密造形向けの機械となっています。
金型づくりの事例は他の記事でも解説していますので、ぜひ参考にご覧ください。
また詳細については、セールスマンからの対面でのご説明や、オンラインでのご説明も可能ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
