ソディックは、ヨーロッパ圏において放電加工機を主とする工作機械製品を販売・サービスしています。その拠点となるSodick Europeは、イギリス・イングランドのウェスト・ミッドランズ州コヴェントリーという都市にあります。コヴェントリーは19世紀から20世紀初頭にかけ自動車産業の中心地として栄えた都市ですが、そこからヨーロッパ全域を統括しています。
Sodick Europe Ltd.(U.K.) プロフィール

所在地
Rowley Drive, Coventry, CV3 4FG, England, U.K
設立
2004年5月
敷地面積
1,486.4486 m2
Sodick Europeのショールーム
その中の一つSodick Deutschland GmbHはデュッセルドルフに位置し、ここもまた、ライン川河畔の工業が盛んな地域です。
Sodick Deutschland GmbH
イギリスやドイツのソディック販売会社はその国内で拠点を設けている他、イタリア・ロシア・アフリカ大陸に販路をもち、各拠点での特性や培ってきた実績を活かしながら、お客様に最適な製品とサービスを提供しています。
Sodick Deutschland GmbH ショールーム
Sodick Europeの販売エリア
Sodick Europe Ltd.(U.K.)のクリスマス会 
イギリスのワーリック競馬場
Sodick Europeは、イギリスのワーリック競馬場で2018年11月21日に行われた障害レースにて、7レース中2レース
(1番と5番レース)のスポンサーを初めて務めました。
クリスマス会を兼ねた日帰り社員旅行の目的地に選ばれたワーリック競馬場は、現在建設中の新オフィスから近距離に位置します。
歴史ある建物が立ち並ぶワーリックの町。11月で既にクリスマスの飾りも見られる。

新社屋イメージ
セールスの目標、業績25%アップを目指して建てられた新社屋には、欧州販社のトレーニングエリアも充実しており、ショールームには14台のマシンを設置する予定です。
また、ガーデニング王国イギリスにふさわしく、ショールームからは日本庭園を観賞できるようになる予定です。
社員一同、みなさまのご来社をお待ちしております。
さて、この日、Sodick Europeのピーター社長は、スタッフへのクリスマスプレゼントとして建築中の新社屋見学を行い、新しいショールームの未来予想図を全社員と共有しました。
建設中の新社屋の中で
その後、スポンサーを務める競馬レースを見ながらのクリスマス会という楽しいイベントを開催しました。
競馬場に来たことがない社員が多数を占める中、ピーター社長の友人で競馬に詳しいSteve Ward氏が参加。競馬のコツを伝授したことで競馬初心者も意気揚揚です。
 |
 |
レース前のワーリック競馬場内のパレードリング |
 |
 |
スポンサーの特典で、至近距離からレースを観賞 |
レース後に馬主専用のバーに招待される |
 |
 |
レースを熱心に見入る社員 |
楽しいひととき |
5番レース開始直前にパレードリングに現れたErick Le RougeとジョッキーのChester Williams。
ソディック社員のほとんどが、競走馬を間近でみることが初めて。勝利を予想し、厩務員を讃えた。
レースのスポンサー特典として、レース開始前に競走馬をパレードリング内で間近で見ることができ、一番素晴らしいと思える馬を選び、その厩務員を讃えることができます。ジョッキーだけではなく、日々馬の世話をする厩務員の苦労も讃えるという計らいです。少額ではありますが、スポンサーからの手当を貰えて、厩務員にとっては晴れがましい機会となります。
5番レース開始直前の撮影:勝ち馬となったErick Le Rouge、ジョッキーのChester Williams、馬主のThe Culerhill Racing Club、そして中央が厩務員のMrs.Jane Williams。
5番レースに出場する競走馬7頭の中で最も素晴らしい馬としてソディック社員が選んだ馬Erick Le Rougeは、厩務員、騎手、馬ともに勝利を収めることができました。ちなみに1番レースが始まる前に選んだ馬Generation Gapは、レースが始まってすぐ柵に引っかかり転倒してしまい、リタイアという残念な結果となりました。
5番レース終了後:勝ち馬Erick Le Rougeの馬主The Culerhill Racing Clubへ表彰が行われた。
自社がスポンサーを務める競技は見たことが無いという社員が多く、皆笑顔でレースを観賞し、レース後に自社のロゴマークが大型スクリーンに映し出されると大きな歓声が上がり、とても盛り上がったクリスマス会となりました。
突如として現れたソディックロゴに、自然と社員からも歓声が上がる。
余談ですがイギリスの競馬はローマ時代ころから始まったとされ、1750年にロンドンで設立されたジョッキークラブが近代競馬ルールの基礎を作りました。また競馬と英国王室の関係は深く、毎年6月第3週に王室所有のアスコット競馬場で開催されるロイヤルアスコットは世界的にも有名で、この時期は着飾って競馬を観戦する王室のメンバーや、著名人のニュースが並びます。
御年92歳の英国エリザベス女王は3歳から馬をこよなく愛され、昨年も乗馬を楽しむお姿が報道されています。またエリザベス女王の娘アン王妃は乗馬で数々の賞を受賞され、オリンピックに参加された初の英国王室の一員であり、そのアン王妃の娘であるザラ妃は、2012年ロンドンオリンピックの乗馬イギリスチームにおいて銀メダルを受賞されました。イギリス王室と馬との話題にたえない一日となりました。