社員インタビュー

自社射出成形機の特徴でもある「V-LINE®」を世に広めるため、私の業務は多岐に渡っています。お客様は生産現場で日々品質不良と奮闘されており、我々メーカーの成形技術が頼みの綱となるケースも少なくありません。日々違った刺激があり、楽しく業務を行っています。様々な観点から考察して作った成形条件で品質不良が改善でき、お客様の要望に応えられた時はとてもうれしく、達成感があります。

現在の部署に配属して初めてお客様の支援に一人で行った時です。成形現象は原理は単純に見えますが金型内では非常に複雑な事象が起こっています。私たちの身の周りにあるプラスチック製品は全て良品として表に出ている訳で、もちろん生産過程では品質不良も起こりえます。この品質不良の原因には機械の仕様や成形条件、周辺機器、材料、金型など多くの要因で構成されます。一概に一つの要因で不良が発生していないため原因の追究と解決策を見つけるためには多くの知識を必要とし、幅広い視野で考察しなければなりません。初めて一人で赴いた時は不安、責任感もあり、とても緊張しましたが、最後に自分の考察に結果が付いてきたときはこの上ない達成感を感じることができました。

ソディックは放電加工機から始まり、マシニングセンタ、射出成形機、精密金属3Dプリンタ、そして食品機械等、工作機械だけでなく幅広い機械を生産できる技術力があります。より良い機械を速く世の中に送り出そうとする技術開発力の高さに魅了されました。又、他事業の方とのつながりは自分の知見を広げることが出来、この点は他社成形機メーカーに無い強みだと感じました。企業選びの際、合同企業説明会で色々な業界、企業をみましたが、自分がどの業界に興味があるのか、自分の関心のある業界の中でどんな仕事があり自分は何をしたいのかを調べることが大切だと思います。数年経たない内に離職してしまう若い人には、この業界研究を疎かにしている傾向を感じます。入社後、やっぱり自分のしたいことじゃないとならないように、自分の将来のためにも色んな会社を自分の目で見て、自分が何を求めているのか探してみて下さい。