ペダルを踏み込むと、毎日があたらしい
想いをもった社員が、所属する会社や業務の枠を超えてチームを作り、企画を練り上げる。
毎日を創造する、感受性に磨きがかかる、また旅に出たくなる。
さあ、台湾自転車旅行だ!
晴れた日に、みんなで走りだす。ペースをみながら調子をうかがっている。
どこでアタック※するか?
(※アタック=ペースを上げて集団から飛び出すこと)
いやいや、ここは海外、安全第一ではしりましょう。
そう、恒例のソディックサイクリングクラブの台湾旅行がやってきました。
今回は、台北周辺で楽しめるコースをご紹介、GPSログも公開いたします。
コースは、ソディック台湾の自転車チームの王守一選手・許仁福選手・許世新選手で考案したもの。
1日目以外はすべて輪行を含むコースだ(公共交通機関を利用すること)。
開始日時 | 2017/04/28 09:54:20 | 終了日時 | 2017/04/28 16:45:11 |
経過時間 | 6時間50分51秒 | 移動時間 | 4時間35分21秒 |
全体平均速度 | 10.64km/h | 移動平均速度 | 15.78km/h |
最高速度 | 42.25km/h | 昇降量合計 | 1136m |
総上昇量 | 538m | 総下降量 | 598m |
最高高度 | 330m | 最低高度 | 0m |
1日目 まずは準備体操。平坦な新北市のリバーサイドサイクリングロードをゆっくりと風を切る。いくつかの分かれ道や車道を横断する場面はある。平日は自転車がすくなくのんびりと河の流れを感じながら走る事ができる。ところによってラジコンヘリやドローンを楽しんでいる人たちがいて、のどかなコースだ。
GPSログは各日の全コースで、出発地は「林口」となっている。林口は、ソディック台湾があるからだ。この台北の西側に位置する「林口」は台地状になっている地域。そのため、行きは下りで帰りで登りになる。「林口」以外を拠点とすれば、この登坂は回避できるので、あらかじめプランするとよいだろう。
今回の参加者は、ソディック台湾の自転車チームから6名、日本のソディックから3名、それから、ソディックユーザの方々もご参加いただき、みんなで走って食べて歌う、いつものスタイル。
台湾を旅行すると、日本語で声をかけてくれる年配の台湾人にしばしば出会う。
この日、並んで走っていると、こえをかけてくれたのは、昭和18年生まれで、若い頃は日本でバリバリ働いたという台湾人(写真の左から2番目)。
なんとこの日もバリバリで台南から自転車で来たそうだ。
ランチはこちらでおしゃれにいただきました。
自転車の置き場に困らないのも、台湾の良いところ。
なぜか日本では、自転車のあつかわれ方が悪い時ってありますよね。ここなら100人でチーム組んできてもゆったり停められそうですよ。
食事もそこそこに、がっつりうたっちゃって、その後は、テラス風の田園風景を前にして、カフェタイム。
台湾まできたんだから、マンゴーパフェも満喫しましょう。オススメです!
台湾では、2017年からアルコールを摂取し自転車を運転することに、罰金台湾ドル500が課せられるようになりました。事前に情報収集をするようご注意してください。
さて、午後は焼き物で有名な観光地として知られる「鶯歌」へ。
ここでは、自転車をおりてまわってみましょう。
開始日時 | 2017/04/29 08:25:10 | 終了日時 | 2017/04/29 18:58:48 |
経過時間 | 10時間33分38秒 | 移動時間 | 8時間23分49秒 |
全体平均速度 | 13.25km/h | 移動平均速度 | 16.61km/h |
最高速度 | 76.27km/h | 昇降量合計 | 2051m |
総上昇量 | 1024m | 総下降量 | 1027m |
最高高度 | 290m | 最低高度 | 7m |
2日目 今日もピーカンだ!
林口から13Kmほど離れた台北の地下鉄METROの駅「迴龍(Huilong)」へ向かう。Taipei Metroでは、自転車を輪行袋に入れること無く電車に乗れる。
ただし、土・日や祝日のみ。また、入場は特定の駅に限られる。林口にもMetroの駅はあるが、自転車の乗り入れは許可されていない。一人1台で80TW$、チケットは、Informationで購入できる。ホームまでは、エレベータで2台づつ運搬する。
前後車両の指定位置に自転車専用スペースが設けられている。
Taipei Metorの車内は、とても清潔で安全だ。飲食は禁止なので、水分や食料補給は、駅舎をでてからにしよう。
また、車内の自転車置き場は障害者と共有なので、お互いに優先しあう事と、土日のイベント情報などがあれば、混雑する時間帯をさけて利用すると旅はスムーズにいく。
他の乗客の方が気軽に挨拶をかわし、話しかけてくれる。
目的地はどうやら同じらしい。足に自信のあるかたは、より手前の駅からアプローチすると走行距離をのばせるコースだ。
電車の揺れには注意して、自転車の近くにいると安心だ。
「古亭」(Guting)駅で松山新店線に乗り換え、「景美(Jingmei)」駅におりる。
町並みを横切りリバーサイドに入ると快適だ。
徐々に登り坂となって抜きつ抜かれつ、体調によって走行順にばらつきがでてくる。
許世新先生、ソディック台湾で放電加工機のサービスを担当しています。今日のナビゲーターだ。
坂をぐいぐい登り詰め先導してくれた。
坂を登りきると、「十分老街」。天燈上げと台湾のナイアガラの滝で有名な観光地だ。
みんなで願い事を書いて、空に飛ばそう。
この日は晴天で、青色のランタンは目立たなかった。実は、このランタンの色は祈願する内容によって色を選ぶことができるんです。
この十分老街は電車で訪ねることも可能で、万一の時は、電車で帰るなどエスケープできるルートです。マシンの状態や予備の装備は入念に行ってほしいが、万一の場合に備え安心のおすすめルートなんです。
行きは登りで帰りは下り。だから、観光地でゆっくりできるんです。
でも飛ばしすぎには注意してくださいね。