開発拠点訪問ソディックアメリカ

ソディックアメリカ ご紹介 最先端技術のメッカ !
北米のシリコンバレー!!

最先端技術の開発を担う
ソディックアメリカ

ソディックでは、1998年にリニアモータを搭載した形彫り放電加工機を発表し、他のマシンにもリニアモータを順次搭載していきました。それにともない、自社製のモーションコントローラをつくる構想があり、その拠点となったのがソディックアメリカです。開発拠点は、名だたるIT企業が集まるシリコンバレー、カリフォルニア州サンノゼ。地理的な優位性をいかして、最先端の情報を収集し開発にあたっています。

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プロフィール

シリコンバレーとは、アメリカカリフォルニア州サンフランシスコ郊外のサンタクララ・パロアルト・サンノゼ地区のことを言います。盆地地帯に、半導体産業やIT企業、研究所などが密集している、最先端技術のメーカーが集まっているエリア。サンフランシスコからは車で40分ほどの位置にあります。

所在地
2180 Bering Drive, San Jose, CA 95131, U.S.A

設立
2000年2月

業務内容
モーションコントローラの開発(KSMC-SILINKのソフトウエア開発)、
NC装置の開発(KSMC-MALINK、M4LINKのソフトウエア開発)を行う。

シリコンバレー周辺地図

主な開発

ソディックアメリカでは、ソディック製品の「頭脳」にあたる"NC装置"と「神経」にあたる"モーションコントローラ"のソフトウェアとハードウェアの開発を行っています。一般的に人目に触れることのない、機械の内部にある"基板"にこれらの技術は搭載されており、機械を正確に動かす上でコアになる部分を担っています。
設立時からモーションコントローラの開発をスタートし、2003年には「K-SMC」を開発。以降、2007年にLANケーブルを採用した「SILINK」、2013年にソディックの過去のNC装置を見直し、新たに開発したNC装置「M4LINK」を開発しました。また、最近では「M4LINK」と連動してユーザーインターフェイスを作れるソフト「Sm-ART」を製品化しました。
以下では、基板の写真とともに、「K-SMC」「SILINK」「M4LINK」についての主な開発内容をご説明します。

KSMC(ケーエスエムシー) SILINK(エスアイリンク) M4LINK(エムフォーリンク)
K-SMC(ケーエスエムシー) SILINK(エスアイリンク) M4LINK(エムフォーリンク)
ソディックアメリカに開発拠点を置いてから、初めて開発した自社製モーションコントローラ。今までソディックで使っていたNC装置を使い、モーションコントローラのソフトウエアとハードウエアを新たに開発した。2003年、初の搭載製品であるマシニングセンタをリリース。その後、ワイヤ放電加工機、形彫り放電加工機の順に「K-SMC」搭載製品をリリース。 2007年に製品化されたモーションコントローラ。LANケーブルを採用したことにより、1秒で10億ビットの高速データ送信が可能に。また、何十本ものケーブルがLANケーブル1本でモータに接続できるようになり、組み立てなどの面で非常にシンプルなった。 2003年から構想が始まり、2013年に製品化した最新のNC装置。モーションコントローラだけでなく、ソディックが長年開発・製造してきた過去のNC装置をすべて見直し、ソディックアメリカが開発してきたモーションコントローラを組み込んだ。現在は、ワイヤ放電加工機“SLシリーズ”と、マシニングセンタ“TT1-400A”に搭載。ソディックの全製品への搭載を目指す。

ソディックアメリカの風景

ソディックアメリカの風景 ソディックアメリカの風景
高い建物がなく、オフィス周辺は広々 緑あふれるこのエリアに多くの企業が点在
ソディックアメリカの風景 ソディックアメリカの風景
管理部門も研究開発をしっかりとサポート 実機でのテスト
ソディックアメリカの風景 ソディックアメリカの風景
社内イベントの様子をディスプレイ 開発に集中する環境がととのった社内

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