Question |
Answer |
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加工液の劣化は面精度の悪化、加工不安定の原因となります。加工液が黄色くなるのは酸化防止剤の変色であり、劣化とは関係ありません。
加工液の更新は全量Sodick純正のバイトル2を御使用ください。加工機の性能を100パーセント引き出すために古い加工液や他メーカーのものとの混合はさけてください。
また、揮発による自然減の補充には、補充専用のバイトル2Sを御使用ください。加工液の劣化は酸化安定度試験にて判断可能です。
弊社サプライ品本部までご連絡ください。 |
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ワイヤ加工機用の
加工液(油)の
メンテナンスは? |
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Sodick純正の加工油30ニュートラルは酸化安定性にすぐれ、交換の必要がほとんどありません。加工油が減少したときには同じ30ニュートラルを補充してください。ほかの加工液を使ったり、混合すると加工性能をいちぢるしく低下させる原因となり加工機の性能が発揮できないことがあります。 |
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ワイヤ放電加工に使用された水はフィルタにてチップを除去しきれいであっても銅や亜鉛の含有量が環境省の排水基準を超えています。メンテナンスで水を交換する場合、産業廃棄物として専門業者へ廃棄をご依頼ください。 |
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弊社ではお客様での消耗品メンテナンス工数の削減と廃棄物削減にも取り組んでいます。 |
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レンタル契約をいただくことにより、従来のフィルタの場合、使用済みのフィルタはお客様にて廃棄処理をお願いしていましたが、レンタル契約を締結して頂く事により、専用輸送容器にて送っていただき弊社にて代行させていただくことが可能になりました(送料弊社負担)。
また今までのフィルタ性能はそのままで構造を変えることにより廃棄物重量が50%削減され環境にやさしくなっています。 |
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レンタル契約を締結して頂く事により、容器ごと循環させるシステムでイオン交換樹脂の交換作業、廃棄処理を弊社にて代行させていただきます。送料弊社負担 |
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弊社製ワイヤのボビンは送料弊社負担にて回収させていただき、検査後、使用可能なものを再利用しております。 |
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火災予防条例により油性加工液を使う放電加工機は設置の前に"火を使用する設備"として消防署へ届出が必要です。水だけを加工液とする機種は必要ありません。また、油性の放電加工油は危険物に該当しその取り扱いが消防法で規制されています。指定数量以上(2000リットル以上)であれば危険物としての "一般取扱所の設置許可申請"が必要です。指定数量の1/5以上、指定数量未満(400リットル以上、2000リットル未満)の場合は"少量危険物貯蔵取扱所"としての届出が必要です。自治体により条例の詳細が異なるため詳細については所轄の消防署にお問い合わせください。 |
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漏電ブレーカを
取り付けたいが
どのようなタイプが必要? |
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定格感度電流が100mA〜200mAのインバータ対応のものを御使用ください(許容接触電圧第2種を適用)。機械についてはC種接地工事を推奨します。(接地抵抗10Ω以下) |
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