主に放電加工用語を解説しています。
| アーク放電 (あーくほうでん) | arc discharge |
|---|---|
| 放電の形態の一つ。電弧放電ともいいます。グロー放電から電流をさらに増大すると発生する低電圧、大電流密度の安定した放電。放電加工は、工具電極と工作物間の間隙を数十μm以下とし1msec以下の過渡アーク放電を利用します。長時間持続するアーク放電(持続アーク又は定常アークともいう)は工具電極および工作物に重大な損傷を与えてしまいます。 | |
| RC回路 (RCかいろ) | RC circuit |
|---|---|
| ギャップに放電を発生させる回路の一つ。電源から抵抗Rを介してコンデンサCを充電し、コンデンサ端子電圧がギャップの耐電圧を超えると放電が始まります。放電回路の抵抗は充電回路に比べて著しく低いので、コンデンサCの電荷は短時間に失われ、ギャップに放電を維持できなくなって消えます。ついで充電が始まり、これを繰り返します。 | |
| R軸 (Rじく) | r-axis |
|---|---|
| Z軸又はそれに平行な軸を中心として回転する軸。放電加工機におけるR軸はスピンドルの高速回転を伴います。 | |
| アニール (あにーる) | annealing |
|---|---|
| ワイヤ電極を搬送経路上で焼鈍し真直性を向上させる処理。アニールを含む自動結線プロセスが知られています。 | |
| アブソリュート方式 (あぶそりゅーとほうしき) | absolute mode |
|---|---|
| 座標系の原点からの距離又は角度によって位置を指令する方式。絶対値方式ともいいます。 | |
| 荒加工 (あらかこう) | rough machining rough cutting |
|---|---|
| 主として工作物の仕上げに要する取り代を残して高速に行う加工。 | |
| 位置決め (いちぎめ) | positioning |
|---|---|
| テーブル、主軸頭、コラムなどを所定の位置へ移動し停止させること。直線運動における位置決めと回転運動における位置決めとがあります。 | |
| 位置決め精度 (いちぎめせいど) | positioning accuracy |
|---|---|
| 各運動軸による位置決めにおいて、位置指令に対する実際に停止した位置の正確さ。直線運動における位置決めと回転運動における位置決めとがあります。 | |
| 位置指令 (いちしれい) | position command |
|---|---|
| 運動部品を位置決めするために指令する位置。 | |
| 位置精度 (いちせいど) | accuracy of position position accuracy positional accuracy location accuracy |
|---|---|
| 一つの構成要素(直線・平面など)に対する他の構成要素の位置の幾何学的な正確さ。 | |
| 位置フィードバック (いちふぃーどばっく) | position feedback |
|---|---|
| 位置決めした運動部品が、実際に停止した位置。位置指令に対応して使用する用語。 | |
| 位置偏差 (いちへんさ) | position error |
|---|---|
| 運動部品の位置フィードバックと位置指令との差。 | |
| インクリメンタル方式 (いんくりめんたるほうしき) | incremental mode |
|---|---|
| 順次測定での直前の点からの距離又は角度によって位置を指令する方式。増分方式ともいいます。 | |
| ウォータジェット加工機 (うぉーたじぇっとかこうき) | waterjet cutting machine abrasive waterjet cutting machine |
|---|---|
| 研磨材を混合した高圧水をノズルから噴射して形成したアブレイシブウォータジェットによって工作物の切断、研削、穴明け等の加工を行う工作機械。 | |
| A軸 (Aじく) | a-axis |
|---|---|
| X軸又はそれに平行な軸を中心として回転する軸。 | |
| 液面高さ検出器 (えきめんたかさけんしゅつき) | fluid level switch fluid level sensor |
|---|---|
| 加工タンク内の加工液の液面が一定のレベルよりも降下すると、ギャップへ供給する電流を遮断して火災を防止するフロートスイッチ。 | |
| X軸 (Xじく) | x-axis |
|---|---|
| 3次元直交座標系を定める座標軸の一つ。通常、Z軸が垂直であれば放電加工機の正面に立ったとき左右方向(右が正方向)の座標軸。ワイヤ放電加工機におけるZ軸が水平(左右方向)であれば機械の正面に立ったとき前後方向の座標軸。 | |
| オーバーカット (おーばーかっと) | overcut |
|---|---|
| 型彫り放電加工機によって形成されたキャビティと工具電極との寸法における差。オーバーカットは、通常、ギャップのサイズよりも大きく、多くの加工屑がギャップに介在するとオーバーカットも大きくなります。加工拡大ともいいます。 | |
| オーバライド (おーばらいど) | override |
|---|---|
| 作業中に作業者がプログラムされた値(例えば、送り速度)を手動制御によって一時的に取り消す機能。 | |
| 送り (おくり) | feed |
|---|---|
| 工具と工作物間の相対的な運動、特に、工具を工作物の新しい加工位置へつぎつぎと進める運動。 | |
| 送り速度 (おくりそくど) | feed rate cutting speed |
|---|---|
| 工具と工作物間の相対的な運動の速度(mm/min)。 | |
| オフ時間 (おふじかん) | off time |
|---|---|
| ギャップの絶縁を回復するため電圧の印加を停止している時間(τoff)。オフ時間は、作業者が設定可能な条件(OFF)で、これを大きな値に設定すると放電加工は安定しますが加工速度は低下します。休止時間ともいいます。 | |
| オン時間 (おんじかん) | on time pulse duration pulse width |
|---|---|
| 電圧の印加によって放電が発生しギャップに電流が流れている時間(τon)。オン時間は、作業者が設定可能な条件(ON)で、これを大きな値に設定すると電流パルスのエネルギーは大きくなります。持続時間、パルス幅ともいいます。 | |

















